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日米協会岩国 (JAS)について

日米協会岩国 (The Japanese American Society: JAS) は、日米文化友好協会(The Japanese American Cultural Friendship Association: JACFA) を前身とし、1985年8 月に設立されました。

日米文化友好協会(JACFA)は、1957年に米軍岩国基地の日本人従業員が主体となり、日本人とアメリカ人の相互理解と友好親善を深めるために設立されました。日米協会岩国(以下、JASと表記する)はその精神を受け継ぎ、社交行事やリクリエーション、文化活動、さらには、語学やその他の教育プログラムを基地内外のコミュニティに提供し、日米親善のさらなる深化に貢献しています。2020年は、JAS(前身のJACFA)の誕生から63年目となります。

 

JASは、米軍岩国基地を拠点とする珍しい民間組織の非営利団体です。

JASは独自の規約を持ち、アメリカ人と日本人のボランティアメンバーで構成される役員会や委員会があります。役員会と委員会は毎月開催され、JASの活動、イベント、プログラムについて討議し、実行のための決定を行っています。毎年一月には総会が開かれます。総会には会員だけでなく非会員も参加することができ、役員会と委員会メンバー候補を選出し、投票によって役員を選出します。JASの運営資金は、年会費、寄付、募金など賄われており、その資金は、JASの事務費や各種活動、イベント、プログラム実施のための経費として使用されています。

 

JASは、教育、語学プログラムとして英語と日本語の会話教室を基地内外で開催しています。語学教室は日本人とアメリカ人双方で特に人気が高く、英会話を学びその能力を向上させることを目的にJAS会員となった日本人の方も多くいます。JASでは英語を母国語とする教師が日本人学生に対して英会話が上達し自信を持てるようになるよう教えています。また、逆に日本語教師による異なるレベルの日本語会話教室も開催しており、より上手に日本語で会話したいという意欲をもった岩国基地のアメリカ人に人気があります。

学生のなかにはJASのスピーチコンテストに参加し入賞したり、公式な日本語検定に合格したりする人もいます。JASはその他に毎月の書道教室や料理教室、日本の店舗での買い物ツアーも実施しています。

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